比較する七項目を先にそろえる
比較表を作る前に、自社が実際に行う作業をそろえます。契約名義、WordPressの新規開設または移行、独自ドメイン、会社メール、バックアップ、問い合わせ先、担当者変更の七項目です。同じ項目を両サービスの公式案内で確認すると、機能名の印象だけで選ぶのを避けられます。
利用料金、契約期間、キャンペーン、ドメイン特典は変更されます。この記事では固定価格で優劣を決めず、申込み日に各社の公式画面で、自社が予定する契約期間とプランの総額を確認します。
- 契約名義と支払担当
- WordPressの開設・移行
- 独自ドメインと会社メール
- バックアップと復元
- 問い合わせと担当者変更
WordPress移行は準備とテストを分けて比べる
エックスサーバーの公式移転マニュアルは、移転元からWordPressに必要なファイル一式のバックアップを取得するよう案内しています。移行機能を使う場合でも、元サイトのファイル、データベース、現在のDNS設定を別に保存してから作業します。
ConoHa WINGの公式ガイドは、本番移行前にテスト移行機能で動作確認できると案内しています。どちらを選ぶ場合も、主要ページ、画像、ログイン、問い合わせフォーム、通知メールを確認し、DNS切替前に戻し方を決めます。
- 元サイトのファイルとデータベースを保存する
- 主要ページと管理画面を開く
- フォーム送信と通知メールを試す
- DNS切替前の復旧手順を残す
会社メールは作成後の運用まで確認する
エックスサーバーの公式マニュアルは、メールアカウント、パスワード、容量などを入力して追加する手順を案内しています。ConoHa WINGの公式ガイドも、メール利用前にコントロールパネルでメールアドレスを作成する必要があると説明しています。
比較するときは、メールアドレスを作れるかだけで終わらせません。代表窓口、請求、採用などの管理者、パスワード復旧、転送先、退職者対応、SPF・DKIM・DMARC、外部宛ての送受信テストまで一覧にします。
- 必要なメールアドレスと管理者
- 復旧用連絡先と二段階認証
- 送信ドメイン認証の設定手順
- 担当者変更時の転送停止と権限返却
バックアップは保存期間と取り出し方を分けて見る
エックスサーバーの公式マニュアルは、自動バックアップで保存されたサーバー領域のデータを、申請機能により利用者のサーバー上へ設置して取得できると案内しています。必要な時点のデータをどこへ取り出し、その後どう保管するかまで確認します。
ConoHa WINGの公式ガイドは、過去14日間分のバックアップを自動取得すると案内しています。保存期間が分かっても、復元後のページ、画像、フォーム、ログインを確認できなければ復旧完了ではありません。重要な更新前には別の復旧用コピーも保管します。
- バックアップされる対象
- 保存期間と取得できる時点
- データの取り出し先
- 復元後に確認するページと操作
最後は担当者が再現できる方を選ぶ
機能表が近い場合は、実際の担当者が公式マニュアルを読み、テスト環境で一連の操作を再現できるかで判断します。申込み、WordPress開設、メール追加、バックアップ確認、問い合わせまでを試し、迷った箇所と必要時間を記録します。
制作会社へ任せる場合も、契約名義と管理アカウントを確認し、契約終了時のデータ受け渡しと権限返却を書面にします。料金や特典より先に、会社として継続管理できる方を選ぶと、担当者変更時の停止リスクを減らせます。
- 担当者が公式手順を見て再現できるか
- 緊急時の問い合わせ先が分かるか
- 契約情報と復旧手順を会社で保管できるか
- 制作会社からデータと権限を返してもらえるか